地域課題をビジネスに 専大サテライトで講演会
市民の豊富な知識や経験を生かして、地域の課題をビジネスに――。専修大学が先月28日、ソーシャル・ビジネスに関する講演会を登戸の同大サテライトキャンパスで開いた。
ソーシャル・ビジネスとは、市民が地域活性化や少子高齢化、福祉などの社会的課題の解決を図るための取り組みを継続的な事業活動として展開すること。同大は川崎市と共同で人材育成に取り組んでいる。
今回の講演会は9月から始まる連続講座に先駆けて開催。NPO法人サービスグラント代表理事の嵯峨生馬さんが「負けないNPO10カ条〜ソーシャル・ビジネスを楽しむための思考法」題し、心得やコツを話した。「NPOにとって大切なのは先立つものではなく、活動する意思や使命感。市場があるか、ないかではない」などと経験談を語った。
参加者の一人、高橋敏枝さん(67歳)は「自分も友人に誘われて活動を始めたが、その団体のことをよくわかっていなかった。今日の話で団体としてメンバーとしてどのようにすべきか、よくわかって良かった」と話していた。
連続講座「KSソーシャル・ビジネス・アカデミー」は9月30日から来年2月19日まで。受講料は5万円。受講生の定員は30人。9月1日から10日まで申し込みを受け付ける。書類審査と面接により選考する。
問い合わせは同大大学院事務課(【電話】044・922・9384)。
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4月19日