生田緑地運営共同事業体の統括責任者として施設管理や広報に奔走している 大井 康さん 東京都在住 58歳
次世代ファン 増やしたい
○…生田緑地内の施設管理と広報を手掛ける民間企業共同事業体の責任者として舵を取る。これまでも施設管理の責任者を務め、公園も管理したが、生田緑地は特別だという。「生田緑地の利用者はマナーがいい。これまでボランティアが守ってきた環境や雰囲気がある」。地域が一体となって緑地を作っていく風土があると感じている。「いい意味でここの使い方を知っている。地元を愛する人が集まる不思議な場所」
○…今年6月に就任した当初は施設の集客数アップを最重要視したが、1週間で考えが変わった。「どこを歩いても自然の優しさを感じられる」。目指すのは量ではなく質の高い集客だ。外国人観光客を呼び込もうと、大使館にパンフレットを置かせてもらえるようにもかけあった。今は異業種の企業との連携を模索しているところだ。「文化的にも自然的にも素晴らしい場所だからこそ、知ってもらわないともったいない」
○…施設管理会社「三井物産ファシリティーズ(株)」の取締役でもある。「営業、営業という生き方をしてきたせいで楽しむことを知っている人とは引き出しが違うのかもしれない。今の時間と環境はかけがえのないもの」。就任してから通勤時間は伸びたが、家族と過ごす時間は増えたという。10歳になる長女を生田緑地に連れてきたこともある。「子どもを連れて楽しむお客さんもよく見かける。自分の場合も変わらない。何気なく楽しんでもらえる場所」と目を細める。
○…自然に親しむ人、イベントを楽しむ人、施設を見学する人など生田緑地に訪れる人は様々。もてなすサービスの最前線にいると感じている。「職員一人ひとりのホスピタリティが高い。職員も『生田緑地が好き』という人の集まり」。地元を愛する人たちが守ってきた生田緑地だからこそ、支援したいと考える。「50年後、100年後に向けて、次の世代につながるファンを増やしていきたい」
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4月19日