住民が地域交通の導入を働きかけてきてから約7年。長尾台コミュニティバスの運行が13日に始まった。運行前に妙楽寺(あじさい寺)で出発式が開かれ、この日を待ちわびた住民や関係者らが盛大に祝った。
出発式には長尾台地区の住民のほか、福田紀彦市長、運行事業者の株式会社高橋商事の関係者、バス導入を働きかけてきた長尾台コミュニティ交通導入推進協議会のメンバー、市の職員らが参加した。地元の長尾子供太鼓が演奏を披露し、式典を盛り上げた。
あいさつの席上、同協議会の児井正臣会長は「これからは交通不便地域とは言わなくて済む。多くの方の支援や励ましのおかげで実現できた。安くて便利で安全、快適なバスをみんなでめざしたい」と話した。
高橋商事の高橋弘和社長は「この日を大変うれしく思う。あじさい号はきょうがスタート。今後10年、20年と継続できるよう多くの方に利用してほしい」とあいさつ。
福田紀彦市長は「高齢化が進むなか、コミュニティバスは重要。あじさい号は新たなバス導入の制度を活用した第1号で、きょうは記念すべき日。市と住民が一緒になって進めていきたい」などと話した。
同バスは、多摩区長尾台地区と久地駅間は大人220円で平日22往復(土曜7往復)、同地区と登戸駅間は大人260円で平日11往復(土曜7往復)を運行する。
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