神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
多摩区版 公開:2015年2月20日 エリアトップへ

「"プロボノ"で社会貢献を」 市が普及ねらいセミナー

社会

公開:2015年2月20日

  • LINE
  • hatena

仕事を生かしNPO支援

 仕事で身に付けた経験や技術を生かす新たな社会貢献活動「プロボノ」を普及させようと、川崎市が新たな取組をスタートさせる。3月7日に高津区内でセミナーを開催し、基礎や事例を紹介しながら、市内で広がる可能性を探ろうという。

 「プロボノ」は新しいボランティアの形で、2000年以降、米国や英国で普及し始めた。「公共善のために」を意味するラテン語の「Pro Bono Publico」が由来。日本国内では2010年頃から注目を集め、活動が広がっている。

 一般的なボランティア活動と異なり、仕事を通じて培った経験や専門的な技術を生かすことが特徴。例えば、「コンピューター関連の企業に勤めている人がNPOのホームページづくりを支援する」「弁護士が災害の被災者に法律相談を無料で行う」といったケース。仕事と社会貢献が両立できるため、会社員や経営者が参加しやすい。

 今回、川崎市が開くセミナーには、プロボノによる支援を受けたNPOや市民団体、プロボノの担い手を招き、活動の実情に迫る。講師は、プロボノの先駆けとして知られる「特定非営利活動法人サービスグラント」代表理事の嵯峨生馬さん。鎌倉市内と横須賀市内の2つのNPOが事例を紹介する。参加者からの質問や交流を図る機会もある。

 主催する市総合企画局の担当者は「これからは地域を市民が支えていく仕組みをつくり、地域の担い手を育てていくことが重要。従来のボランティア活動とは異なり、スキルを生かせることを提示することで、若者や社会人などが社会貢献に参加しやすい新たな入口になるのではないか」と話す。今後、周知を図りながら、担い手となるプロボノワーカーと支援を受けるNPOなどのマッチングに取り組みたい考えという。

 セミナーは事前申し込み制で定員は先着70人。参加費無料。会場は「にこぷら新地」(高津区二子2の6の47/東急田園都市線二子新地駅徒歩3分)。午後1時30分から4時まで。

 申し込みは「プロボノセミナー参加希望/氏名/メールアドレス/電話番号/所属・職業/セミナーで聞いてみたいこと」を記入の上、総合企画局自治推進部へメールかファクシミリ(【メール】20ziti@city.kawasaki.jp/【FAX】044・200・3800)。問い合わせは同部(【電話】044・200・0392)。
 

多摩区・麻生区版のトップニュース最新6

人身事故 前年比3割超増

麻生警察署

人身事故 前年比3割超増

県ワースト2位 高齢者多数

4月26日

多摩川に「モトスマリモ」

国内2例目

多摩川に「モトスマリモ」

河原の石から数年で発生

4月26日

ツチノコの謎 映画で迫る

麻生区在住今井監督

ツチノコの謎 映画で迫る

目撃談追い続け5月公開 

4月19日

仲間と歌いつなぐエール

能登半島地震復興ソング

仲間と歌いつなぐエール

市長や市議も「個人」で参加

4月19日

アート体験 視覚障害者に

岡本太郎美術館

アート体験 視覚障害者に

CFに初挑戦、資金募る

4月12日

ボトル販売、実現へ

かわさきそだちワイン特区

ボトル販売、実現へ

規制緩和 観光振興も期待

4月12日

【ナイスオン】【バンバン】

【ナイスオン】春のコースデビューキャンペーン~4月30日【ブラッサム・ポラリス】4月22日㈪新台入替

https://www.niceon-golf.jp/ http://www.prime777.co.jp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

多摩区・麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

多摩区・麻生区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook