新リーグの1部に所属できるか―。男子バスケットボールのナショナルバスケットボールリーグ(NBL)に所属する「東芝ブレイブサンダース神奈川」の林親弘部長は10日、2016年秋に開幕を目指す新リーグの1部に入るための条件を、未だに満たせていない現状を本紙取材で明らかにした。
東芝の大きな障害となっているのが選手の契約条件。新リーグの1部に所属するためには、アマチュア契約の選手が2人以内に制限される。それに対し、東芝は日本人選手14人全員がアマ契約に該当。参入申込み期限が4月30日(木)と迫り、林部長は「(契約方法などを)会社と話し合っていきたい」としている。
日本バスケットボール協会は、国際連盟から求められていたNBLとターキッシュエアラインズbjリーグの国内2リーグ制の解消を期限までに実行できなかったため、現在、国際大会への無期限の資格停止処分を受けている。
問題解決に向けては、サッカーのJリーグ設立に尽力した川淵三郎チェアマン率いる特別チームが2リーグを統一し、16年秋からの新リーグ(3部制)設立に向けて準備を進めている。
4月2日には新リーグ参入希望チームの受付を開始。初日には、NBLなどから24チームが参加を表明している。
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