多摩区版 掲載号:2015年5月22日号 エリアトップへ

4月1日付けで川崎市緑化センターの所長に就任した 崎山 聡さん 東京都在住 58歳

掲載号:2015年5月22日号

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「公的な役割を果たしたい」

 ○…「一般的な公園とは違い、植物園のような要素を持った公園として、皆さんに楽しんでもらいたい」。川崎市緑化センターは市内の緑化推進の拠点として市民向け講座や展示会の開催などに取り組んでいる。公の施設の運営を民間が手掛ける指定管理者制度が導入され、今年度から新たに株式会社石勝エクステリアが管理を請け負っている。「川崎市緑化センターが昔から担っている公的な役割を、引き続き全うしていきたい」

 ○…市民に楽しんでもらうために、施設として「平等」「公平」「公正」の3つの姿勢を大事にすることを掲げた。「日々の作業の積み重ねが良い仕事につながる」をリーダーの信念として大切にしている。約10人のスタッフや同センターで活動するボランティアとの人間関係でも、同じように日々の信頼の積み重ねを心掛けている。「人生に一発逆転はないと思う。コツコツと面倒くさがらずに積み重ねることが大切」

 ○…九州で生まれ、東京都渋谷区で育った。小学校への通学路では土を踏むことはなく、校庭もアスファルト。子どもの頃は緑に触れる機会は少なかったという。「緑っていいなと思うことは多かったかもしれない」。大学で土木を専攻し、造園業の会社に就職。以来、集合住宅の庭や公共公園などの現場監督として一途に業務に携わってきた。「樹木にとってよい環境を整えて、先の成長を予想し、場所に見合った形で育ってくれると嬉しい」

 ○…淡々とした口調で理路整然と話す。自身を「理由がないと動かない理系」と分析する。生き物を扱う仕事の魅力を「四季のはっきりした日本で、植物や樹木の日々の顔を見るのは楽しい」と語る。最近では、植物を扱うことは精神的にも安定すると言われ、社会的にも緑が求められているのを感じている。「弊社が関わったことがプラスになるよう、こうすればもっと良くなると思うものは提案していきたい」

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