今年度の「多摩地区少年消防クラブ」の結成式が先月30日、多摩消防署(並木努署長)で行われた。
同クラブは毎年、地域ごとに小学生が集まって防火知識を学ぶ活動をしている。今年は稲田地区の小学3年生から6年生までの児童で結成され、32人が消防クラブのユニフォームに身を包んだ。
リーダーの須賀祐人くん(6年)は並木署長からクラブ旗を授与され、サブリーダーの中山潤平くん(5年)とともに「子どもによる火遊びをなくすことを誓います」と宣言した。メンバーも名前を呼ばれると元気よく返事をして起立。クラブキャップを受け取り、保護者に敬礼をしてみせた。
並木署長は「普通の小学生では経験できないことを経験する。火の怖さをしっかり学んでほしい」と少年たちにエールを送り、同クラブの大津博之委員長も「1年で様々な経験をして、火事を見かけても冷静に落ち着いて行動できるようになろう」と呼びかけた。
結成式終了後、第1回活動として、はしご車のカゴに乗って高いところまで上がる研修が行われた。クラブ員たちは緊張しながらも、「すごく高い」と笑顔を見せていた。
同クラブは今後、正しい防火知識を身に付けるための研修を行っていく。学校の休日に実施し、東京湾の視察や消防学校への体験入学など、年間6回ほど計画されているという。
クラブを担当する消防署予防課は「しっかりと知識を身に付けて、地域の防災リーダーとして活躍してほしい」と話した。
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