市政報告 開かれた議会へ向けて 川崎市議会議員 自民党 ひろた健一
約40年ぶりの正副議長選を実施
いよいよ川崎市議会が始まります。4月12日に行われた地方統一選挙を経て、また新たな顔ぶれでのスタートとなります。先月25日、26日には臨時会が開かれ、議長・副議長の選出や常任委員会委員の選任が行われました。6月15日からは定例会が始まります。
今年は、約40年ぶりに議長、副議長が選挙で選ばれました。これは「より開かれた議会」への一歩として自民党からの提案で行われたものです。これまでは、正副議長は第1、第2会派から、監査委員は第3・第4会派からの選出が慣例とされてきました。しかし、今年は複数の候補による選挙が行われ、議長には自民党の石田康博議員(宮前区)、副議長には公明党の菅原進議員(多摩区)が選ばれました。
慣例では、議員数の比例案分という方法で選出されてきたその他の各種議員についても、選挙を実施しました。神奈川県内広域水道企業団議会議員や神奈川県川崎競馬組合議会議員、神奈川県後期高齢者医療広域連合議会議員についても選挙で選ばれました。
これまでの慣例通りに動く議会ではなく、時代に合った議会運営が求められています。
待機児童、中学給食2大公約の行方は
福田紀彦市長の2大公約とも言える「待機児童対策」と「中学校給食」についても注視していきます。どちらも重要で、私も推進していくべきだと考えています。
待機児童について、川崎市は今年の4月1日時点でゼロになったと発表しました。市の最重要課題として取り組み、2年間で解消できたことは評価できます。市当局の努力の賜物といえるでしょう。
しかし、待機児童ゼロは継続こそ難しいことです。全ての人が希望する保育園に入園できたわけではありません。出産後に働きたいと考えていた女性が子どもを幼稚園にしか預けられず、就労しにくい場面も見受けられます。その場合の援助なども検討していかなければならないと考えています。
中学校給食については、入札スケジュールが遅れています。円安で資材が高騰し、予算内で請け負えるかどうかで事業者との折り合いがつかないのが現状です。
中学校給食は、市のPTA連絡協議会からの陳情を受け、昨年の議会で趣旨採択されました。これまでの経緯を考えると、働き盛りで子育て世代の方々に喜ばれる事業は速やかに進めていくべきです。それが、「住みやすいまち川崎」へとつながっていきます。
2020年に向け、川崎は今後も変化し続けます。各地区の特色を生かしたまちづくりのためにも、より開かれた議会をめざし、議員同士の議論を深め、しっかりと市民の側に立った議会運営をしていきます。
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4月19日