生田緑地運営共同事業体は先月29日、竹林管理のために掘り出したタケノコを来場者に提供して集まった募金を多摩区社会福祉協議会に寄付した。
4月末から5月にかけて市民ボランティアや同事業体のスタッフが100本以上のタケノコを掘り出し、1本100円以上の寄付金を募って利用者に提供した。緑地内の梅園で収穫した約720個の梅も小分けにして1袋500円以上として寄付金を募った。
この日、同事業体のスタッフが同協議会を訪問し、竹製の募金箱を贈呈。その場で割り、中に入っていた合計2万4891円を寄付した。募金は区内の福祉施設の支援などに充てられるという。
同事業体の担当者は「毎年ボランティアの人たちが頑張って掘ってくれる。(来場者の中に)常連もできたので、今後も続けていきたい」と話した。
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