あじさいの季節を迎え、長尾台コミュニティバス利用者協議会(児井正臣会長)のメンバーらが「バスに乗ってあじさいを見に来てほしい」と市民に呼びかけている。21日(日)に開かれる「長尾の里あじさいまつり」に合わせて臨時便のバスも運行させるという。
多摩区長尾地区には「長尾の里あじさい寺」の名で親しまれている妙楽寺(長尾3の9の3)がある。境内には約28種1000株のあじさいが植えられ、見ごろを迎える6月上旬ごろから鑑賞に訪れる人が増える。毎年6月下旬の日曜日に開かれるまつりには数多くの見物客で賑わう。
「まだまだ見物する人の中にはバスがあることを知らない人が多いようだ。多くの人に知ってもらい利用者が増えるといい」と同協議会の児井会長。
交通不便地域とされていた長尾台地区には昨年12月、住民の要望でコミュニティバスが開通した。同協議会のメンバーらが中心となって川崎市に働きかけ、7年越しで念願が叶った。地元のシンボルにちなんで「あじさい号」と名付けた。
児井会長は「あじさいの季節を迎え、改めてコミュニティバスとしていい名前だと思う。バスが地域の憩いの場のような存在になるといい」と話す。
コミュニティバスあじさい号は登戸駅と久地駅から出発し、終点の妙楽寺へ向かうルート。運行は月曜日から土曜日まで。久地駅・妙楽寺間が220円、登戸駅・妙楽寺間が260円。子どもは半額。70歳以上と障害者は100円引き。21日(日)のまつり開催日は午前10時台から午後3時台まで久地便を臨時運行する。
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