実際の建物を使って主婦らが本番さながらに大地震を想定した訓練―。宿河原町会(三竹隆雄会長)の家庭婦人ポンプ隊(城所秀子隊長)が4日、専修大学生田キャンパスで訓練を行った。
訓練があったのは同キャンパス内にある解体予定の学生寮。大震災の発生後に出火したという想定。メンバーが階段を駆け上がりホースを延長し、2階から放水した。日頃の訓練と異なり、窓の高さや階段の危険性を確認しながらメンバー同士協力し合った。
宿河原家庭婦人ポンプ隊は消防出初式や各消防訓練に積極的に参加している。13年に全国女性消防操法大会に出場した。
指導にあたった多摩消防署の担当者は「短い時間の訓練だったが、メンバーが得たものは大きい。今後も地域の防火防災の要として頑張ってほしい」と話している。
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