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身体障害者福祉大会 「差別禁止条例制定を」 川身協各団体が呼びかけ

社会

掲載号:2015年7月3日号

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あさって多摩市民館で

 川崎市身体障害者協会があさって7月5日、多摩市民館で福祉大会を開く。市内の障害者が一堂に会し、諸問題を提起して関係機関に働きかける。今大会では、障害者の差別をなくすため、川崎市として「障害者差別禁止条例」を制定するよう呼びかける。

 主催する公益財団法人川崎市身体障害者協会(略称、川身協)は市内の身体障害者団体で構成される。障害者の自立を促して福祉の向上を図ることが目的。身体障害者に対する社会の理解を深め、社会参加を促進する事業に取り組んでいる。

 福祉大会は、市内各地に会場を移しながら毎年7月に開催している。

 今回のスローガンは「障害者が生きがいを持って、地域で普通に暮らせる共生社会を築こう!」。第1部の式典では各団体が活動の経過を報告し、行政などへの要望事項を提起する。第2部では障害児教育のあり方や家族とのかかわりを描いた映像作品「ぽっぽちゃんの目にっき」(16ミリ映画/字幕入り)を鑑賞する。

国から自治体へ

 主催する川身協は今大会で「障害者差別禁止条例」の制定を呼びかける。同様の条例は06年に千葉県が全国で初めて制定し、全国の自治体で制定する動きが広がっている。

 川身協によると、障害者基本法の改正や障害者差別解消法の成立、権利条約の批准といった国の法整備が進められてきた一方、差別のない社会環境づくりのためには地域に合った自治体条例づくりが必要という。「障害を理由とした差別の禁止や合理的配慮の提供は共生社会の実現に欠かせない。障害者の活動を制限している社会的障壁の除去を進め、障害のある人もない人も共に普通に暮らせる社会を築く必要がある」などと訴える。

点字や手話の訴えも

 そのほか、大会では各障害者団体が▽市役所からの郵送物に点字表記をすること▽県の手話言語条例に伴い、川崎市や市民にも手話を普及させる施策の推進▽障害者スポーツ施設の早期建設▽車いす対応タクシーの普及▽災害時の要援護者のために宿泊施設を二次避難所とすること▽オストメイト利用者のストーマ装具の給付金繰り越しの見直し▽川崎市視聴覚障害者情報文化センターの指定管理費増額▽重度障害者医療費助成制度の現行制度――などを訴え、関係機関に要望するという。

 会場は多摩市民館3階大会議室。午後1時30分から4時まで(午後0時30分受付)。事前申し込み不要。参加自由。定員は200人。

 問い合わせは川崎市身体障害者協会(【電話】044・244・3975/川崎区大島1の8の6)。
 

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