日頃の成果を発揮し、操法の正確さや速さを競い合った
多摩消防団（松澤喜義団長）が12日、「第16回多摩消防団消防大会」を明治大学生田キャンパスで行った。区内各地区の９つの消防団が集結し、日頃の訓練の成果を発揮した。
消防大会は消火のために必要な技術の確認と消防団員の団結を高めるために行われている。各班から選ばれた選手は４人で１組となり、小型ポンプ操法に取り組んだ。ホースを伸ばして水を確保し、火点に見立てた的を倒すまでの速さや動作の正確さを競い合った。
優勝したのは、中野島班。昨年に続き２連覇を達成した。２位は東生田班、３位は登戸班だった。
松澤喜義団長は「雨が続き、少ない練習の中で皆しっかりと頑張っていた。まとまっている姿をまちの人たちに披露できてよかった」と話していた。多摩消防署の並木努署長は「甲乙つけがたく、団員の皆さんが各自の仕事の後に集まり訓練する姿が目に浮かぶ」と話した。
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