子どもたちに水産業に関心を持ってもらおうと、川崎市立東菅小学校(葉倉朋子校長)で8日、食育の一環として「ぎょしょく教育出前授業」が行われた。
指南役となったのは愛媛県愛南町の漁業協同組合のメンバーら。消費者の「魚離れ」が進む中、水産物に対する正しい知識を身に付け、日頃から興味・関心を持ってもらうために行っている取り組みで、2010年から東京都内でも実施している。川崎市内では今回が初の取り組みとなる。
授業では同校の5年生を対象に、同組合のメンバーらが魚の生産から流通、消費まで、漁業を多角的な面から説明。実際にカツオの一本釣りで使われる釣竿などを紹介して、クイズや映像などを交えながら魚や漁業について話した。児童たちは時折驚きの声を上げながら熱心に聞き入っていた。
授業の最後には本物の「カツオ」、「天然マダイ」、「養殖マダイ」が並べられ、児童たちが実際に触り、それぞれの特徴や違いを体験した。児童たちは魚の感触に少し驚きながらも、「ヌルヌルしてる」「初めて触った」と笑顔で口にしていた。
同校の葉倉朋子校長は「このような体験ができるのは本当に貴重。本物と出会うことで、子どもたちは感じることや考えることが変化する。心に残る体験になってくれれば」と話していた。
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