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多摩区版 公開:2016年1月1日 エリアトップへ

川崎市 新観光振興プラン公表 工場夜景や生田緑地を活用

政治

公開:2016年1月1日

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 川崎市が2016年度から新たな観光振興策に取り組む。工場夜景を中心とした産業観光の強化や生田緑地の活用、ブランド化、グルメ産業の観光化、市民参加などを盛り込んだ「新・かわさき観光振興プラン(案)」を発表した。10年間で観光客数40%増をめざす。

 市内の入込観光客数(主要観光施設25施設の集計)は14年で1504万人。11年に藤子・F・不二雄ミュージアムが開館し、翌12年から増加傾向にある。

 観光客の獲得をめざす都市間競争が激化する中、2020年の東京オリンピック・パラリンピックや24年の市制100周年を控え、川崎市は新たな集客を呼び起こしたい考え。新プラン案では▽世界に通用する観光づくり▽ツーリズム都市・かわさきの創造▽多様な主体による「かわさき観光」の推進――の3つの目標を掲げ、12の戦略を打ち出した。

 「産業観光のバージョンアップ」の戦略では全国的な人気を集める工場夜景のPR強化を図る。ツアーの充実や全国の工場夜景都市との連携にも取り組む。

 「生田緑地の観光強化」も戦略の柱の1つに位置付けた。繁忙期は駐車場不足のため、観光バスの受入を行っていなかったが、暫定的な敷地外のバス待機スペースの確保を検討する。近隣の商店街の商品開発を進めるほか、各施設の連携イベントの充実やプロモーション強化を図る。

 そのほか▽川崎駅周辺エリアの国際的な観光拠点化▽食に関する産業の観光化▽外国人観光客の集客強化に向けたプロモーション▽観光都市としてのブランド構築▽市民が担い手となる取組の支援――などを戦略に位置付けた。計画期間は16年度から25年度までの10年間。25年に入込観光客数2100万人をめざす。

 川崎市はこの新プラン案に対する市民の意見を受け付けるパブリックコメントを1月12日まで実施する。プラン案は市のHPや各区役所市政資料コーナーなどで閲覧できる。問い合わせは市経済労働局(【電話】044・200・2327)。

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