川崎新田ボクシングジム(登戸/新田渉世会長)に所属する黒田雅之選手(29)と西田光選手(28)がそれぞれ、3月にタイトル戦に挑戦することが決まった。元日本ライトフライ級王者の黒田選手は3月18日に再起をかけて日本フライ級タイトル戦に臨み、西田選手は日本ミドル級とOPBF東洋太平洋同級の2タイトル奪取をめざす。
黒田選手は2011年に日本ライトフライ級タイトルを獲得し、4度の防衛に成功した実力者。これまでの戦績は33戦24勝(14KO)6敗3分。13年3月にWBAフライ級タイトル戦に挑戦したが、惜しくも判定負け。14年4月には日本フライ級タイトル戦に臨んだが、TKO負けでベルト奪取とはならなかった。
世界を再度めざす黒田選手にとって今回は再起をかけた正念場となる。対戦する王者、粉川拓也選手(30)は29戦25勝(13KO)4敗で戦績も年齢でも肩を並べる相手だ。
黒田選手は「ずっとモヤモヤしてきた面がある。こんなところでくすぶっていられない。国内のフライ級では一番面白い対戦になる。相手に何もさせず、圧倒的に勝ちたい。それくらいの気持ちで試合に臨みたい」と意気込む。
西田選手の戦績は22戦14勝(6KO)7敗1分。14年7月に日本ミドル級と東洋太平洋同級の2つの王座をかけて王者、柴田明雄選手に挑み、善戦したものの判定で負けた。その後、4連勝して再びチャンスをつかんだ。今回の対戦相手も柴田選手。
西田選手は「前回は舞い上がっている部分もあった。負けてからもう一度挑戦したいという思いだけでやってきた。次は精度を高めて勝負したい。熱い気持ちの見えるファイトをファンにみてもらいたい」と気を引き締めていた。
両試合とも会場は後楽園ホール。第37回チャンピオンカーニバルの一環として行われる。
チケットに関する問い合わせは、川崎新田ボクシングジム(【電話】044・932・4639)。
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