変わりゆく街並みをデジタル画像で記録し、データベース化を目指す「登戸記憶のアーカイブ」と題した取り組みを区が10日、本格始動させた。区画整理が進む登戸・向ヶ丘遊園駅周辺を中心に、昔の風景写真やスナップ写真を収集。住人同士の交流や地域を身近に感じられる仕組みとして整備していく。
「登戸記憶のアーカイブ」は、土地区画整理事業の施工地区を中心に、古い写真や地域の貴重な資料を収集、保存する試み。希望者がいつでも情報を検索、閲覧できるようインターネット上での公開、提供を目指す。
登戸地区は「登戸土地区画整理事業」が現在も進むエリア。急速な市街化に対応するため1988年9月に事業計画が決定し、当初は2016年に事業を完了させる計画だったが、宅地化が進んだ既成市街地のため既存の建築物が多く、移転や用地買収が難航。2013年に事業施工期間を10年延長し、終了目標を2026年3月とした。
多摩区は事業の進展に伴い、大きく変貌していくまちの風景を記録し、後世に伝えていくことを目的に2015年3月、「登戸・向ヶ丘遊園駅周辺地区賑わい継承事業」の基本方針を策定した。登戸エリアから写真を集め、区内全域へと活動を広げていくという。
写真収集・撮影協力者募る
登戸周辺の街並みや風景、人物等を撮影した写真資料を中心に募集を行う。撮影された物や日時の情報も併せて募集する。
登戸の今の姿を後世に残し、定点観測を通してまちの変化を記録する「定点撮影サポーター」も募集中。詳細は多摩区企画課【電話】044・935・3136。
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