4月から「生田緑地ばら苑」で苑長を務める 大川 弘さん 多摩区在勤 61歳
「まずは、やってみること」
○…就任後初となる「生田緑地ばら苑」の春の開苑を控え「わくわくより心配のほうが大きいかな」と正直な気持ちを語る。除草はもちろん、たて看板のチェックやホームページの更新、パンフレットやポスターの準備と開苑前の最終準備に忙しい日々を送る。一般的にバラの寿命は25年といわれているが同施設に咲くバラは、50年ほど経っているものも多くある。「先人が築いてきたものがある。まずは実態を体感して、それからできることを考えたい」
○…4年前、初めてばら苑を訪れた時の印象を「香りにびっくりした。むせ返るような甘い匂いにくらくらした」と語る。現在、同施設には職員6人とボランティア約170人が携わる。開苑は年2回だが、スタッフは1年を通してバラや施設の管理運営をしている。「いろいろな考えを持つ人がいる。気持ちよく働いてもらう環境を整えることが自分の仕事」
○…出身は宮前区。川崎市の職員として長年土木に携わってきた。草花には縁遠く、「まさか自分がばら苑の苑長になるとは思わなかった」。現役時代は周囲にもわかるように大きな声で部下を注意することもあった。「ダメなものはダメ。後輩は先輩の背中を見てる。本人にも周りにも、ここまでの仕事でいいんだと思ってほしくなかった」。幼い頃からおかしいと思ったことは口に出す性格。小学生の頃に「姿勢を正してあいさつを」と指導してきた担任の立ち方を指摘し返して廊下に立たされたこともあるという。
○…「自分では我慢しているつもりだけど、人からは短気と思われてるだろうな」と自己分析。「遊ぶならとことん」をモットーに、趣味にも全力投球。一番長く続けている趣味は釣りだ。「魚との駆け引きが面白い」と北海道から沖縄まで、海でも川でも出かけていく。「まずはやってみること。失敗したらその時考える。今、したいことをとことん極めたい」
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4月19日