インドネシア・ジャカルタで清掃活動に取り組むボランティアグループ「ジャカルタお掃除クラブ(代表芦田洸さん)」が20日、川崎市内を訪れ日本のお掃除文化やごみ処理、資源循環について学んだ。区内で多摩川の清掃を行った後、川崎区千鳥町の港から巡視船ツアーに出発。京浜運河を見学した=写真。
同クラブは、ゴミのポイ捨てで散らかるジャカルタの街をきれいにしようと、芦田さんら日本人が中心となり4年前に発足。当初は現地の日本人が中心だったがその活動が現地の人にも知られるようになり、現在ではメンバーのほとんどが現地の人だという。
今回の来日は2回目。国際交流基金の助成で現地メンバー8人が来日した。「社会の一員としてのゴミ出し ルールが築く循環型社会」をテーマに、今月18日から都内周辺で掃除に取り組む団体の活動を見学している。この日は市内をNPO法人多摩川エコミュージアムのメンバーが案内。せせらぎ館近くで多摩川の清掃活動に取り組んだ後、市港湾局の巡視船で川崎港の火力発電所や工場群を見学。「かわさきエコ暮らし未来館」でごみ分別収集や処理について学んだ。
参加したジャカルタ在住の女性リニーさんは「街がきれいで驚いた。工場の隣に公園があることがすごいと思った」と話していた。
多摩川エコミュージアム副代表理事の升田修二さんは「ジャカルタの方たちは皆さん真剣。かつて汚れていた多摩川をどのようにきれいにしたか、関心が高い。これからも交流を続けていきたい」と話していた。
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