多摩区青少年指導員連絡協議会の会長に就任した 横山 輝行さん 枡形在住 65歳
大切なのは「聞く」姿勢
○…地域で子どもたちの健やかな成長を見守る役割を担う「多摩区青少年指導員」として活動し、13年目を迎える。今年度、会長に就任し、77人の指導員のまとめ役に。「今年は地域パトロールを充実したものにしたい」と意気込む。「最近の子どもたちは塾や習い事で帰りが遅い。これまでのパトロールを見直し、実効性のある場所や時間帯を選んで、意味のあるものにしていきたい」と考えている。「さよなら、まっすぐ帰れよ!の声掛けで顔見知りになれれば。地域の大人や子どもにもっと会の存在を知ってもらいたい」
○…日々の夜間パトロールのほかにも、地域の関係組織と連携してスポーツイベントを開催。中学1年生が出場できる学校対抗バスケ大会や、合唱や吹奏楽で好きな曲目を演奏できるミュージックフェスタなども主催している。子どもたちと接する際に心がけているのは、柔軟な姿勢を示すこと。「ルールを破る子がいても、頭ごなしに否定せず、どうしてそうなったか聞く。なんでも聞いてあげる雰囲気が大切」
○…枡形出身。現在の活動に役立つ考え方に気付いたのは会社員だった57歳の頃。産業カウンセラーの資格を取得したことがきっかけ。当時は、企業に務める社員のうつ病などが問題化してきた時代。管理職として働いてきた生命保険会社の職場でも、心の調子を崩す部下を見てきた。上司ではなく、一人の人間として向き合うために資格を取得。「今の若い子の行動や考えを知るためには、もっと聞いてあげなきゃ」と考えるようになった。
○…5月に行われた会長就任のあいさつでは、メンバーに「楽しくやろう」と呼びかけた。指導員には現役で会社勤めをしている人もいるため、指導員の活動にどこまで参加できるかわからない。「会員同士が協力して、うまく調整すればできないことはない。仕事が現役の人も参加できる体制づくりをしていきたい」
|
|
|
|
|
|
【ナイスオン】【バンバン】【ナイスオン】春のコースデビューキャンペーン~4月30日【ブラッサム・ポラリス】4月22日㈪新台入替 |
<PR>
4月26日
4月19日