登戸・川崎新田ボクシングジム(新田渉世会長)の三好喜美佳選手(32)が7日、東洋太平洋フェザー級の王座決定戦(後楽園ホール)で判定勝ち。女子史上初の東洋太平洋3階級制覇を遂げた。メインに登場した、同ジムの東洋太平洋ミドル級王者の西田光選手(28)は判定で敗れ、初防衛に失敗した。
東洋太平洋スーパーフェザー級のタイトルマッチを制し、バンタム級との2階級制覇を3月に達成した三好選手。今回はカイ・ジョンソン選手(34)=竹原&畑山=を3―0の判定で下し、戦績を13勝(5KO)8敗1分とした。
体格で勝るカイ選手は再三プレッシャーをかけてきたが、ペースをつかんだ三好選手が試合を優勢に進め、7回にはダウンを奪った。三好選手は本紙インタビューに対し「自分から先にいく予定だったが空間的にいけず、自分の思ったイメージとは違った。セコンドに発破をかけてもらって、段々とペースがつかめた」と振り返り、「世界か4階級かは、自分では何ともいえない。できれば世界をやりたい」と抱負を語った。今後、フェザーとスーパーフェザーのどちらを主戦場にするか選択する予定だ。
西田選手は同級1位のドゥワイト・リッチー選手(24)=豪州=に対し、距離を詰めきれず苦しい展開に。終盤には連打で追い詰めたが決定打が出せず、0―3の判定負けを喫した。戦績は15勝(7KO)8敗1分。日本同級王座は保持する。
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