神奈川県議会議員 土井りゅうすけ 県政報告 議長全うし、「議会改革」前へ 企画=土井りゅうすけ政務活動事務所
5月まで1年間、県議会議長を務めてこられました。任期を振り返り、改めて総括をお願いします。
【土井】「議会改革」「県民に身近な議会」をキーワードに掲げ、議会主導でさまざまな取り組みを進めてきました。進行中のものも含め、一定の道筋をつけられたと実感しています。
中でも政務活動費の見直しは重要課題の一つで、会派を超え議会内に連絡会を設け、手引きに記載されているあいまいな表現をチェックしました。支出のあり方や会計帳簿などについても、随時見直していきます。
県民への情報発信や、傍聴者に配慮した施策にも力を入れてきたようですね。
【土井】議会情報を幅広い世代に周知するために、SNSのフェイスブックによる広報を昨年7月から始めました。さらに、全ての委員会のインターネット中継を目指し、来年度4月からは先行して決算特別員会と予算委員会で導入することが決定しました。
経費削減のため議場では速記者を廃止し、来年度に対面式演壇を導入します。併せて議論の流れが分かりやすく見えるように、質問する議員や資料等を映すスクリーンとプロジェクターの設置を、同時に始めます。
そのほか昨年11月には、子連れの傍聴者向けに、予約制の託児サービスを導入しました。より身近で開かれた議会を目指し、環境の整備に努めています。
県議会主体で進められている試みもありましたね。
【土井】議員提案で進められた成果として、昨年4月に施行された手話言語条例があります。手話の普及を目的に少しでも理解を深めようと、議員や議会局職員を対象に研修会を4回開きました。参加者は手話で自己紹介くらいはできるようになりましたが、今後も続けていきたいと思います。
それから、箱根支援と県産品の普及・啓発のために、議場の名札を今年の第1回定例会から、箱根寄木細工仕様に変更しました。
他にもさまざまなアイデアが挙げられますが、実現したものもあれば、種をまいて育てていかなければならない課題もあります。
改革は議長でなくてもできます。今年度に就任した監査委員では、県各局の決算の問題点を指摘するなど県政のチェック機能として役割を果たしている最中です。今後も引き続き、議会改革に挑んでいきます。
外国人観光客の増加を見据え、「観光立県かながわ」に向けた取り組みが地元でも進んでいます。
【土井】2020年の東京オリンピック・パラリンピックのセーリング競技が、江ノ島で開催されることが決定しました。
県内に外国人観光客を迎えるにあたり、多摩区を代表する生田緑地を観光拠点の一つに位置付ける動きが県で活発化しています。4月には黒岩祐治知事が視察に訪れましたが、日本民家園をはじめ、生田緑地には観光資源としての魅力が凝縮されています。外国人は日本の文化に強い関心を持っているので、伝統芸能を生かした文化プログラムなども必要だと考えます。
また、県では検討中の外国人向け観光ツアーに生田緑地を組み込もうという動きもあります。多摩区が「全国区」になるように夢を持ちながら、これからも県議会として、また議員として役割を全うしていきます。
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4月19日