県立向の岡工業高校の放送部が先月、伊勢原市で行われたNHK杯全国高校放送コンテストの県大会研究発表部門で優勝した。工業高校ならではのオリジナル機材の製作が評価された。
今回発表したのは、映像撮影時に使用する「レフ板」。従来は被写体へ光を反射させるものだが、LED約180個をつけて照明機能を追加。3原色を使用し、夕暮れや朝日など、演出用にどんな色も表現できるようにした。
「普段の活動の中で欲しいものを作った。工業高校らしいものを作りたかった」と話すのは副部長の川崎豪大さん(電気科2年)。県研究発表部門は、6校が出場していた。川崎さんは「普通科の高校と違い、製作物を発表の場で実演できるのが大きい。手応えを感じた」と振り返る。
製作責任者の前田航大さん(電気科2年)は「基盤を作るのに苦労した。LEDは脆く光らなくなることがあるので、本番に成功してよかった」と話す。
同部は7月27日には渋谷で開かれる全国大会へと臨む。同校が全国大会へ出場するのは今回で10年連続となる。川崎さんは「全国のレベルは高い。自分たちも注目されている。これまでの伝統と自分たちの個性を生かした発表をしたい」と話していた。
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