百合高をその名の通り、ヤマユリの咲く場所に――。そんな願いを込めて県立百合丘高校(玉井正史校長)が取り組んでいるのは「百合の花咲く丘プロジェクト」。同校正門横の斜面にヤマユリを自生させようとPTAが中心となって取り組んでいる。今月9日には、一般の人にも楽しんでもらおうと鑑賞会が開かれ、保護者や関係者ら約50人が参加した。
このプロジェクトは、PTAの環境委員や生徒と職員、地元の長沢自治会が協力し、2010年から本格的にスタートした。地名・高校名の由来にもなっているというヤマユリを復活させようと、麻生山百合植栽普及会の協力のもと、土壌づくりや手入れ方法などの勉強を始めた。毎年、ユリの球根を植栽し、水やりや草刈りなどの管理を行っており、約60輪が開花する。
今年4月からPTA会長に就任した各務雅彦さん(46)は「高校の自慢です。これを守っていかなきゃいけない。保護者の方や地元の方に、身近にもっと感じてほしい」と話していた。
百合丘高校PTAのOB会「山百合会」の富岡明美さん(56)は「学校の特色となるようにしたい。子どもたちが将来また見に来てくれると嬉しい」と話していた。
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