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市民等の善意でつなぐ動物の命 川崎市動物愛護基金がスタート

社会

掲載号:2016年8月12日号

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ミルクを与えられる生後1カ月の子猫。市民の寄附でつながる命がある
ミルクを与えられる生後1カ月の子猫。市民の寄附でつながる命がある

 川崎市動物愛護センター(高津区蟹ヶ谷)は、ボランティアなど多様な主体と連携し、動物愛護の普及啓発や動物の保護・譲渡、適正飼養の推進を図っている。

 市は2014年度から同センターに収容された動物への寄附を募っており、生後間もない猫に与えるミルク、トイレとなる砂場、ストレスを軽減するための目隠しカーテンなどに活用している。

支援は愛護基金から

 支援の輪は年々広がっている。昨年度は、350万円以上の金銭と161件の物品の寄附があり、今年度(6月時点)も既に380万円以上の金銭、50件の物品が寄附されている。「動物たちのために寄附を頂き、より質の高い飼育環境で育てることができています。本当にありがたく、感謝の言葉もありません」と同センターの小倉充子所長は謝意を表している。

 さらに、市民の想いを目に見える形で活かせるようにと、今年4月に「動物愛護基金」を設置。譲渡事業や、ボランティア活動の支援に使われるほか、フード類、医療器具や薬、ワクチンなど飼育環境の充実のための物品購入にも充てられる。寄附については下図を参照。

3年連続殺処分ゼロ

 「私たちの役割は、動物たちの命をつなぐこと」と小倉所長は強調する。全国で行政による犬・猫の殺処分数が10万匹を超える中、同センターは犬の殺処分3年連続ゼロを達成している。動物たちが毎日運び込まれてくる環境だが、1匹1匹の生育状態に合わせた飼養に注力。新しい飼い主へと引き渡す「譲渡会」も、毎月第3日曜日に実施。9月は、9月25日(日)の動物愛護フェアの会場で実施する。

 「家庭で愛されることがペットの一番の幸せ。センターはあくまで通過点。私たちは動物の幸せのためにできることをして、新しい家族を見つける取組みを実施しています」(小倉所長)。

 また、同センターは小学生を対象に、獣医の体験などを通して動物の大切さを伝える愛護教室も開催。動物の世話の大変さを肌で感じることで、命の大切さを実感できる場になっている。

 同センターは2018年度に、中原区上平間に移転開所する予定。「動物を通じて、誰もが集い、憩い、学べる交流施設」として整備されるという。
 

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