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脳神経外科 脳卒中って予防できるの?
脳の血管が詰まったり破れたりして、その先に酸素や栄養が届かなくなってしまい、運動麻痺や言語障害などを引き起こす脳血管障害の総称である脳卒中。一般的には60歳以上に多い症状ですが、最近では働き盛りの40〜50歳代にも目立つようになってきました。
脳梗塞や脳出血が原因となる目めまいは症状が突然現れる場合と比較的ゆっくり現れる場合があります。後者の場合は医師の診断を受けない人も多いのが現状です。しかし脳卒中は短時間でどんどん悪化していくものです。早期発見のためには頭痛や目まい、しびれなどの症状に注意する必要があります。特に目まいは、耳から生じるものや脳から生じるもの、加齢によるものなどさまざまな種類があるため、脳が原因となる「怖い目まい」をしっかりと見分けることが大切です。
生活習慣病と動脈硬化の予防を
脳卒中は遺伝的要素よりも血液と血管を健康に維持することを意識したほうが予防への近道と言えるでしょう。そのため、心掛けておきたいのは高血圧や高脂血症、糖尿病、不整脈、喫煙、肥満、睡眠時無呼吸などの生活習慣病を早期に治療すること。これらは動脈硬化につながる危険因子です。
若くあり続けるための法則として、私が患者さんにお話ししていることは「一、1時間読書しなさい/十、10回笑いなさい/百、100回深呼吸しなさい/千、1000字の文字を書きなさい/万、1万歩、歩きなさい」という言葉。運動不足や興味の低下は老化の元。わくわくと毎日を過ごすことが健康の秘訣です。
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3月29日