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発足10周年を迎えた「二ヶ領用水宿河原堀を愛する会」の会長を務める 關山(せきやま) 武男さん 宿河原在住 81歳

掲載号:2016年12月9日号

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桜並木を次世代へつなぐ

 ○…二ヶ領用水沿いに見事に咲き誇る桜並木と水辺の景観を守るため発足した「二ヶ領用水宿河原堀を愛する会」。桜の保全や周辺の美化活動はもちろん、ガイドマップの製作や桜の季節には案内所開設など10年にわたり活動してきた。景観を守るためのルールづくりにも携わり、2007年には川崎市都市景観形成協力者の団体賞を受賞したこともある。「桜がきれいだから。この景色を未来に遺したい。次世代につないでいかなくてはと思う」

 ○…地元農家の長男として生まれ、父の代で植えた桜並木と共に育った。二ヶ領用水が農地用から工業用へと変わり、どんどん汚れていくのが見過ごせなかった。桜を守る会の会長として地下足袋を履き、自ら率先して掃除に取り組んできた。「ここにいると、皆がこの景色を好きなことが伝わってくる。家にいてもしょうがないし、自分で動いて行かなきゃ」と豪快に笑う。

 ○…会社員時代は、新設されるビルやマンションにエレベーターを取り付けるため、責任者として数々の建設現場に立った。設計や現場監督など携わる人と接するうちに自然と交渉力や決断力などが養われた。その経験を現在の活動にも生かし、桜の季節以外でも七夕や芋煮会を企画。人とのつながりを大切にしてきた。催し物の後には協力してくれた人にあいさつして回る。「それが礼儀。それが普通のこと。自分1人では何もできない。皆の協力がなくっちゃ」

 ○…几帳面で負けず嫌いな性格。「誰もやらないなら俺がやるよ」と、地域でさまざまな役割を担う。ドライブが趣味で、今でも結婚記念日には毎年妻と2人で旅行に出かける。旅の工程表を作り、実際の移動にかかった時間を記録しながら旅を楽しむ。「俺の隣にいる人は大変だよ。記録つけなきゃいけないから」とおどけてみせる。いつでも、何事にも全力投球だ。「残された人生は少ないんだから、今を楽しまなきゃ」

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