還付金詐欺の被害を防いだとして、川崎市立多摩病院(鈴木通博病院長)に12月19日、多摩警察署(寺澤陽公署長)から感謝状が送られた。
発生したのは11月18日、過去にも阻止経験がある同院職員の佐藤敏夫さんが、1階の金融機関ATMで携帯電話をかけながら操作する女性(76)を発見。佐藤さんが声をかけても女性は一切応じなかったため、一刻を争うと判断し、応援に来た担当職員が電話を替わると、怒鳴り声とともに電話が切れたという。女性に話を聞くと「多摩区役所と金融機関の職員を名乗る男から、『お金が戻ってくるから』と電話で指示を受け、言われるままATMを操作した」との経緯が判明したため、多摩署に通報した。
多摩署管内の振り込め詐欺は、昨年1月から同日時点まで認知26件、被害24件。そのうち6件が還付金詐欺だという。鈴木病院長は「お声がけをして詐欺ではないケースもあるかもしれないが、起きる前に防ぐことが第一。今後も防止に努めていく」と語った。
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