中学ハンドボールの「第25回JOCジュニアオリンピックカップ大会」(日本ハンドボール協会主催)が先月、沖縄県で開催され、女子の部に多摩区から生田中学校3年生の大谷彩乃さん(14)と小宮山果歩さん(15)が神奈川県の選抜選手として参加した。
2人は昨年8月に選ばれ、横浜市や大和市の選手と共に4カ月間、チームの一員として練習を重ねた。
大谷さんは「(チームメートの)プレー一つひとつのレベルが高くて大変だったけど、(その中で)自分もレベルアップできた」と話す。力強いプレーが特徴の大谷さんは守りの要として、レフトバックのレギュラーで出場した。また、しなやかな動きが特徴の小宮山さんは「言いたいことを言い合うチームだったから最初は戸惑ったけど、自分にないプレーをたくさん見られたし、自分もそんなプレーに挑戦できて良かった」と手応えを語った。
本選大会当日は、全国から24チームが出場。初日と2日目の予選リーグを勝ち抜き、決勝トーナメントへ進出。初戦、石川県選抜チームに惜しくも18―19と1点差で敗れ、ベスト8の成績を収めた。小宮山さんは「1点差で負けて悔しかったけど、予選リーグ初戦はみんなが一つになっていた。いいプレーがたくさんあった」と振り返った。
2人は3月の卒業後も、同じ高校のハンドボール部へ進学する予定だという。
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