中学校給食の開始に関するアンケート調査を川崎市教育委員会が先月行い、生徒、保護者とも導入を好意的に受け止めていることがわかった。
調査は先行して給食を提供している多摩区の中野島中学校と、東橘中、犬蔵中、はるひ野中の市立4校の生徒408人とその保護者らを対象に実施。回収率は生徒が94・9%の387人、保護者が68・4%の279人だった。
生徒の半数超時間「短い」
「中学校給食が始まってよかったか」の問いに対し、生徒の約47%が「よい」、約30%が「どちらかといえばよい」と回答。生徒の約8割が好意的に受け止めていることがわかった。保護者では90%が「よい」と答え、「どちらかといえばよい」と合わせて約98%が歓迎傾向だった。
選択式で2つまで回答できる好意的な理由について、生徒は「家の人がお弁当をつくらなくてよいから」が約42%、次いで「温かいものが食べられるから」が約41%、「おいしいから」が約39%だった。保護者は「栄養バランスへの配慮」が67%、次いで「お弁当をつくらなくてよいから」が約45%、「献立が豊富」が約38%だった。
一方、給食時間については「ちょうどよい」「長い」と答えたのが約44%に対し、「短い」の回答が約51%と半数を超えた。
市は「準備の工夫の好例を示し、実際の食べる時間を確保できるようにしていきたい」としている。
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