多摩消防署で先月15日、川崎市多摩消防団の辞令交付式が行われた。松澤喜義前団長に代わり、井田哲芳団長が新たに就任。機動部隊長に増田朝光さん、生田分団長に遠藤厳留さんが就任し、それぞれに団旗が引き継がれた。
多摩消防団は菅、中野島、登戸、宿河原・堰、長尾の5班からなる稲田分団と東生田、中央生田、長沢、大作の4班からなる生田分団で構成されている。
また東日本大震災をきっかけに、多摩消防団では2011年に市内で初めて機動部隊を創設。消防団員などが所有しているユンボやダンプカー、トラック等の建設重機を活用して土砂や瓦礫を撤去し、人命救助や消防車の進入路確保などを行う部隊だ。井田新団長は機動部隊統括隊長を5年務めた。創設から現在まで出動はないものの、イベントや節目ごとに訓練を行ってきたという。
今年の多摩消防団員数は新入団員10人を迎え、総勢156人となった。昨年より1人増えたが、定員の160人は満たしていない。
井田団長は「欠員の出ている班では随時団員を募集している。災害はいつ起きるかわからない。自分たちのまちをもっと知るためにも町会と連携し、皆で相談しながら初心を忘れず取り組みたい」と意気込みを語った。
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