サイトでは、川崎の歴史を感じさせる映像を公開中＝市提供
川崎市は２０２４年の市制１００周年に向けて、市民や企業から過去に関する映像を募集している。
昔の映像が記録された古いフィルムやビデオテープなどが、経年劣化などで失われる前に保存しようと企画された、市映像アーカイブ事業の一つ。川崎の過去を知り、幅広い世代の市民と将来を考えるきっかけにするのが目的だ。
提供された映像は市に保存されるほか、希望を聞いた上で、専用サイトでの公開や、関連イベントでの上映などを予定している。
対象は１９８０年代頃までの映像で、街並みや風景、文化、産業、人々の暮らしの様子が映っているもの。フィルム、ビデオテープでも可。市民文化振興室映像のまち推進担当（【電話】０４４・２００・２４１６）で電話受付。
貴重映像を公開中
市が保存する１９５２年から２００７年の市内の映像をまとめ、ウェブ上に「川崎映像アーカイブ」として３月から公開している（【URL】 http://www.kawasaki-movie-archive.org）。
内容は１９５２年から２００７年に撮影された７２０本の市政ニュースや、過去を知る人物のインタビュー、市民団体が11年から制作している「かわさき市民ニュース」、本庁解体イベント用に編集された「本庁舎78年のあゆみ」など。
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