多摩区版 掲載号:2017年6月23日号 エリアトップへ

古民家に魅せられて 宿河原・今津さん 創作40年

文化

掲載号:2017年6月23日号

  • LINE
  • hatena

 宿河原の自宅ガレージで黙々と「ミニチュア古民家」を作り続ける男性がいる。今津宗男さん(80)=写真=だ。年々狭くなる作業場所の傍らには、これまでの作品およそ150個が所狭しと並んでいる。

 「古民家も、作ることも好き。夢中になってやってるから、時間がすぐたっちゃうんだよ」といたずらっぽく笑う。

 40代の頃から作り続け、気が付けば今年で40年が経った。通りかかる稲田小学校や多摩高校の生徒たちにせがまれて、無償であげたこともあるという。

 作り始めたきっかけは、九州にある実家の建て替え。自分が育った家の形を残したいと、見よう見まねでミニチュア古民家を組み立てた。そのころから基本的な作り方は変わらない。

 「難しいことは考えない。古民家の集落に出かけて本物をよくみておく」の言葉どおり、高さと面積は測っても設計図は無く、縮尺も今津さんのカン。近所の木材屋から廃材を分けてもらい、多摩川近くの河川敷などからススキや竹を拝借。時には九州旅行で手に入れた杉の木の皮を自宅に発送し、かやぶき屋根や屋根瓦を再現した。風合いを出すため、仕上げにバーナーで焦げ目をつけて完成。1棟は1週間から10日で仕上がるという。

 今津さんは宮崎県出身。20代の頃漁師だったこともあり、培った紐の結び方を生かして柱や屋根を組み上げた作品もある。企業に就職したのを機に上京し、30代のとき現在の多摩新町地区の近くで「魚新」という魚屋を開店した。当時の休日の趣味として始めた作品作りは、店頭に飾るなどして加速していった。

 展示会はこれまでに試みたことはあるが、一度も実現には至っていないという。「ガレージいっぱいに入っている作品を、広い場所に全部並べてみたい。作品展を1回くらいはやってみたいな」。秘かな夢を胸に、歩み続ける。

今津さんが作った船
今津さんが作った船

「バンバンなら私もいける!」

【新台入替】5月16日9:10オープン ポラリス「Sアイムジャグラー」増台

http://www.prime777.co.jp/

<PR>

多摩区版のローカルニュース最新6

3300株 咲き競う

生田緑地ばら苑

3300株 咲き競う 文化

春の一般開放、22日まで

5月13日号

緩和ケア病棟を新設

川崎市立多摩病院

緩和ケア病棟を新設 社会

今月、12床でスタート

5月13日号

18年ぶり、市内で

県華道展

18年ぶり、市内で 文化

23団体267点を展示

5月13日号

憲章Tシャツで応援

憲章Tシャツで応援 社会

売上の一部、障害者へ

5月13日号

「下校庭」意見募る

生田出張所

「下校庭」意見募る 社会

整備に向け、20日まで

5月13日号

石垣の運動上映と講話

石垣の運動上映と講話 文化

6月5日

5月13日号

あっとほーむデスク

  • 5月13日0:00更新

  • 5月6日0:00更新

  • 4月29日0:00更新

多摩区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

多摩区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2022年5月13日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook