神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
多摩区版 公開:2017年6月30日 エリアトップへ

ヘイトとの闘い 本に 市民団体が刊行

社会

公開:2017年6月30日

  • X
  • LINE
  • hatena
本を手にする山田さん
本を手にする山田さん

 市民団体「ヘイトスピーチを許さないかわさき市民ネットワーク」が、『根絶!ヘイトとの闘い―共生の街・川崎から』(緑風出版)を刊行した。

 「新聞の見出しやテレビ画面でしかヘイトスピーチを知らない方に、手に取っていただきたい一冊。マイノリティーの痛さ、辛さ、悔しさを実感していただきたい」と同団体事務局の山田貴夫さんは語る。

 結成の経緯をはじめ川崎市、市議会、裁判所、法務省、警察、国会への働きかけの記録を、同団体に関わる当事者や識者7人が10章にわたって綴る。

 要望書など原文のまま掲載されており、山田さんによると運動のプロセスが分かるという。ヘイトスピーチの被害者当事者、崔江以子さんが担当した章は「当事者ならではの迫力ある筆致で読みごたえがある」とも。法務局勧告やヘイトデモ禁止仮処分命令については、「(同団体の)取り組みの成果」と強調する。

歯止め指針案市、3月施行へ

 川崎市は現在、市内の公的施設でのヘイトスピーチを事前抑止する指針案を今月16日、市議会文教委員会に提示。7月19日までパブリックコメント(意見公募)を行い、結果を10月下旬に公表予定。ガイドラインの策定と周知を経て、来年3月に施行する方針だ。

 ガイドライン案は川崎市市民文化局人権・男女共同参画室(【電話】044・200・2369)、各区役所などのほか、ウェブサイトでも閲覧できる。

 同団体はガイドラインの重要性を認識しつつ「あくまでも審査基準。根拠になるものが必要」とし、「人種差別撤廃条例」の制定を求めている。同書では条例の必要性についても説明している。

 四六判。237ページ。1900円税別。書店で販売するほか、青丘社(【電話】044・288・2997)でも取り扱っている。

【ナイスオン】【バンバン】

【ナイスオン】春のコースデビューキャンペーン~4月30日【ブラッサム・ポラリス】4月22日㈪新台入替

https://www.niceon-golf.jp/ http://www.prime777.co.jp/

<PR>

多摩区・麻生区版のローカルニュース最新6

『川崎の町名』改訂版発行

『川崎の町名』改訂版発行

日本地名研究所が編集

4月20日

麻生区小学校に絵本寄贈

川崎新都心街づくり財団

麻生区小学校に絵本寄贈

市長から感謝状受ける

4月19日

新百合で演芸座

新百合で演芸座

27日から29日の3日間

4月19日

菅で春のコンサート

菅で春のコンサート

4月21日 入場無料

4月19日

仮囲いで歴史伝える展示

旧市民ミュージアム

仮囲いで歴史伝える展示

4月19日

つながりのきっかけに

多摩SDC

つながりのきっかけに

4月27日 登戸でマルシェ

4月19日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

多摩区・麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

多摩区・麻生区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook