多摩区老人クラブ連合会(藤原司会長)の女性部が先月22日、交通安全祈願として折鶴500羽を多摩区に寄贈した。
交通安全啓発のため、同女性部が毎年行っている折鶴づくり。女性部長の柳けさ子さん(82)は「女性部の活動として、私が入会する前から続いている。20年くらいになるのでは」と話す。折鶴は例年区に寄贈するほか、区民祭などでも市民に配布している。
今年は稲田、登戸、中野島、菅、生田の5つの地区でそれぞれ100個の折鶴を製作。その一つひとつに「あわてるな はやる心に ベルト締め」「確かめよう 歩行者スピード車間距離」「夕暮れは 早めのライトが 合言葉」など、交通安全の標語が書かれたしおりが付けられた。
贈呈式で折鶴を手にした石本孝弘区長は「日頃から地域のために活動していただきありがたい。皆さんの『気持ち』を地域のために使い、安心安全のまちを目指していく」と感謝の言葉を述べた。
区に寄贈された折鶴は、例年区の各部署や車の中に設置しているという。区担当者は「今年も各所に分けて、交通安全につなげていきたい」と話している。
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