記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 9月15日0:00更新
9月9日は「救急の日」。同日行われた多摩消防署の啓発イベントで、記者も心肺蘇生法の体験をさせてもらった。防災関係の取材で何度もやり方を目にしていたが、実際に体験するのは恥ずかしながら運転免許の教習以来。119番通報とAEDの手配、呼吸確認、胸骨圧迫、人工呼吸、AED起動――。知識として頭に入っていてもあたふたしてしまい、「押すのはこの辺りでしたっけ?」「この次の行動は?」「子どもだったらどうするんですか?」と一つひとつ確認しながら一連の動きを復習した。本当の現場だったらこうはいかない。定期的に訓練しておきたい。「何もしないよりは、少しでも行動してもらいたい。それで助かる命がある」。 救急隊員の言葉が身にしみた。
(F)
3月29日