(PR)
脳神経外科 「脳振とう」ってどんな症状?
以前のラグビーシーンで懐かしいのは、頭を打った選手にやかんの水をかけると、すっと立ちあがる光景。”魔法のやかん”の登場でした。これは、正しい処置ではなく、もうスポーツシーンではみられません。
国際的ラグビーではHIA(ヘッド・インジュリー・アセスメント)が導入されており、脳振とうの疑いのある選手は一時的に退出し、専門的な講習を受けた医師が10分間で試合続行かを確認します。これは、脳振とうが選手の健康に重大な問題を起こすため、それを予防しようという試みから始まっています。
異常なくても要注意
「脳振とう」とは、頭部への打撃によって脳が大きく揺さぶられることで起こる一時的な機能障害です。症状は頭痛、めまい、意識を失う、ふらつき、嘔吐、けいれん、反応の鈍りなどです。頭の中の出血や脳挫傷の可能性もあり、病院でのCTやMRIの検査が必要となります。
CTやMRIで異常がなくても、「セカンドインパクト症候群」と「慢性外傷性脳症」という問題があります。セカンドインパクトというのは、脳振とう後、さらに頭を打ってしまい、急な脳の腫れや出血をきたす状態のことで、命の危険性があります。さらに慢性外傷性脳症は、数年から10年以上たってから起きる認知症や身体の異常です。
脳振とうはスポーツに限らず、日常生活の中でも見られます。頭を打ってしまったら、まずは専門医に相談しましょう。
【ナイスオン】【バンバン】【ナイスオン】春のコースデビューキャンペーン~4月30日【ブラッサム・ポラリス】4月22日㈪新台入替 |
<PR>
|
|
|
|
|
|
4月19日