川崎市多摩スポーツセンターで今月9日、毎年恒例の体育の日に合わせた無料イベントが行われた。当日は2729人が来館。無料開放されたプールとトレーニング室を利用する人や、スポーツチャンバラやディスコダンス、アーチェリーなどさまざまなスポーツを体験する人でにぎわった。同センターの塩田和久館長は「これからもぜひスポーツを体験してもらって、年齢問わず施設のファンになってもらいたい」と話していた。
今年は東京五輪・パラリンピックの応援プログラムの一つとして、東京ガス(株)川崎支店の協力で競技用義足体験も行われ、47人が参加。体験した影山孝太君(中1)は「バネを踏んでいるみたい。右足は楽だったけど左足はバランスを取るのが難しかった」と感想を話していた。
パラリンピックに向け障害者スポーツの普及に尽力する東京ガスの同支店では、今年から車いすバスケットボールやボッチャ、ブラインドサッカーなどの体験会を市内各所で行っている。来年も区内の催しで体験会を予定しているといい、同支店の西村正孝さんは「市民の皆さんに来ていただけたら」と話している。
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