多摩区版 掲載号:2018年1月5日号
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川崎青年会議所の第68代理事長に就任した 川瀬 典宏さん こすぎ法律事務所所属 37歳

未来担う人情派リーダー

 ○…20歳から40歳の若手ならではの行動力で明るく豊かな社会づくりに取り組む川崎青年会議所(JC)。会員120余名のリーダーに抜擢され、今年度掲げたスローガンは『FUN!KAWASAKI!愛し愛されるまちへ』。「みんな仕事を持ちながら地域貢献などに取り組む以上、その活動を楽しむ(FUN)ことが大切。そうした思いが、まち(川崎)全体に伝わっていくと思う」

 ○…武蔵小杉に弁護士事務所を開設した際、地域とのつながりの必要性を感じ、5年前にJCに入会した。元々人との交流は苦手なタイプ。それでも川崎の街は、「生まれ育った墨田区の下町に似た空気を感じて、人間味のある同じ感覚をもった人が多い」と親しさを覚えた。そんな仲間が集まるJCの魅力は、明るく礼儀正しく感謝し合えるところ。「会った時に握手、帰る時にも握手する習慣はその体現の一つなんです」

 ○…慶大文学部卒。就職氷河期だった就活中、知り合った法学部の女性が目指していた司法試験に興味を持った。「論理的思考が自分に合っていると感じて」。一般企業に就職するつもりが大きく方向転換。その女性と二人三脚で司法試験を目指し、卒業してわずか2年余りで合格を果たした。その女性は人生を共に歩む夫人となり、2人の子宝にも恵まれた。日夜多忙な業務の息抜きは趣味のウエイトトレーニング。24時間営業のジムで仕事終わりの深夜2時から汗を流すことも。「今はリフレッシュできているけど、いずれ身体がもたなくなりそう」と苦笑い。

 ○…「規律正しく伝統ある川崎青年会議所はプロ野球で言えば巨人軍だ」。仲間からそんな言葉を聞き、トレードマークのひげを剃った。「AIが社会を席巻していく中、今後必要なのは対人関係。子どもを人間力の高い若者に育てることが、地域力向上にもつながる。そのためにも愛され信頼されるJCに」。静かな語り口の奥に熱い想いがこもる。

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