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多摩川エコミュージアム 手づくり郷土(ふるさと)で大賞 国交省、28日にグランプリ

社会

公開:2018年1月5日

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前回受賞の盾を持つ松井さん
前回受賞の盾を持つ松井さん

 二ヶ領せせらぎ館(宿河原)を拠点に活動するNPO法人多摩川エコミュージアムが2017年度「手づくり郷土(ふるさと)賞」の大賞に選定された。今月28日に行われるグランプリ決定の催しに向け、準備を進める。

 国土交通省が実施している「手づくり郷土賞」は1986年に始まり、今年度で32回目。社会資本と関わりを持つ地域づくりの優れた取り組みを表彰するもので、今回は全国各地の取り組みから大賞部門3件、一般部門16件が選ばれた。

 同NPOは、市民と行政が協働して97年に策定した「多摩川エコミュージアム構想」に端を発し、活動拠点の二ヶ領せせらぎ館開館を経て02年に法人化。多摩川の自然や歴史、文化を保全、継承するため、同館の管理運営や河川敷の清掃活動、夏休みの体験教室など多面的な事業を続けてきた。

 現在は14人の理事、約100人の会員で活動。最近では、多摩川源流の村との交流やジャカルタとの国際交流事業など活動の幅を広げている。代表理事の松井隆一さんは「多摩川の魅力を次世代につないでいくためには、交流が大事だとつくづく思う。特に、地域で子どもたちを育てていくことが重要」と話す。

 手づくり郷土賞では06年に一般部門にあたる地域活動部門を受賞している。10年以上が経ち、松井さんは「一過性ではなく、ひとつひとつ節目をつないで活動を続けてきた。今後も多摩川を中心に、各区の拠点と連携しながら川崎全体の『水と緑のネットワーク』でやっていきたい」と語る。

 今月28日の同賞の催し「グランプリ2017〜磨いて光った郷土自慢」では、受賞した活動団体が集まり、グランプリが決定する。当日は松井さんと理事約8人が参加し、6分間のプレゼンテーションに臨む。「高度成長期に汚染された母なる川も、生物の多様性を取り戻す清流になった。公害のイメージを払拭し、川崎でもこういう活動があることを示したい」と松井さん。

 イベントは一般参加も可。発明会館(東京都港区)で午後0時30分から3時40分。先着200人。ウェブサイトで事前申込(22日締切)。問合せはメール(【メール】tedukuri@mlit.go.jp)。

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