記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 3月2日0:00更新
子どもの頃、地域のイベントや学校行事だったと思うが、運営を手伝ってくれていた「おじちゃん」「おばちゃん」たちがいたような記憶がうっすら残っている。うっかり手の指をけがしたとき絆創膏をつけてくれたのが、民生委員・児童委員の女性だった。民生委員は地元で顔が広く、いろいろな人と気さくに話していた印象だったが、川崎市内では今や担い手が不足し、高齢化が進行しつつあるという課題に直面している。誰かのために役に立とうと、行政や社協から依頼を受けてさまざまな役割を兼務し、東奔西走している縁の下の力持ち。市内で200人以上の欠員が出ている民生委員の活動や実態にもっと目を向け、その役割やあり方について再考していきたい。(地主)
3月29日