多摩区内で地域住民を代表してごみの減量に取り組む「廃棄物減量指導員」の功労者表彰式が3月20日、区役所で行われた。当日は多摩区廃棄物減量指導員連絡協議会の古谷欣治会長や多摩区町会連合会の末吉一夫会長、多摩生活環境事業所の関係者らが参加。受賞者8人のうち6人が出席し、表彰を受けた。
川崎市における廃棄物減量指導員の制度は1994年に発足。ごみの減量化とリサイクル推進に向けて、自治会や町内会から推薦で選ばれた指導員が行政と地域のパイプ役を担っている。主な活動は、具体的な減量方法についての普及啓発やリサイクルの活性化、分別や排出日の指導など。多摩区では現在、270人が指導員として活動している。
指導員の任期は1期2年で、2007年度から期末ごとに表彰を実施。市は原則5年以上の活動で功績が特に顕著な指導員を選出し、多摩区では今回も含め46人を表彰している。
受賞者に表彰状を手渡した同協議会の古谷会長は「長年功労のある人たち。他の指導員の皆さんも、今後も継続して協力してもらえたら」と話していた。
受賞者は以下の通り(敬称略、順不同)。▽手塚百合子(登戸多摩川町会)▽鈴木清八(登戸新町町内会)▽石井昇(中野島町会)▽田口吉男(菅町会)▽中澤清輝(根岸町会)▽塚越瑠美子(五反田自治会)▽佐野道明(月見台自治会)▽高橋政治(長沢自治会)
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