記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 4月20日0:00更新
小さいころ折り紙や粘土など手先を使う遊びが好きで、祖母から手芸を教えてもらった時のこともよく覚えている。初めて作ったのは水色の不格好な手提げカバン。少しでもかわいくしようと祖母と一緒にハートの刺繍を施したのが懐かしい。
生田団地自治会でつるし飾りの作り方を指導する佐藤弘子さんは、長年の趣味で高い裁縫技術を身につけた。人形を作る時は「かわいさ」を求めて表情を紙に描いてみるという。「どうやったらかわいくなるか。好きじゃなきゃ続けられない」。一番の技術は、「愛情」なのかもしれない。（Ｆ）
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