旧三沢川にかかる子之神橋(菅北浦)の整備工事が先月末に完了。完成を記念し、菅町会が今月2日に安全祈願、3日に式典と祝賀会を開催した。式典には町会関係者の他、石本孝弘多摩区長や区道路公園センター職員、地元議員ら44人が集い、橋の完成を祝った。
子之神社への参道として親しまれてきた子之神橋は元々木造で、1959年にコンクリート橋に架替。有効幅員は約3メートルと狭かったため車の右左折が困難で、歩行者や車が近接するなど危険だったことから、住民から拡幅を求める声が上がっていた。これを受け、菅町会が5、6年前に川崎市へ要望書を提出。昨年3月に工事が始まった。
新しく完成した橋は総幅員8・6メートル。ボックスカルバートというコンクリート構造物で橋幅を確保し、歩道も整備。四隅の親柱には擬宝珠が施され、新たな装いに生まれ変わった。総工事費は9519万円。
菅町会の濃沼健夫会長は「お祭りでは神輿も通る橋。きれいになり、皆さんに喜んでいただけた」とコメント。子之神社の伊藤光海宮司は「町会のおかげで広く、立派になった。お宮の前にある参道の橋として、大神様も喜ぶのでは」と語った。
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