多摩区版 掲載号:2018年7月13日号
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宿河原で5年続く「かわさき色輪っかつなぎ」の実行委員長を務める 村瀬 成人(しげと)さん 宮前区在住 62歳

アートで広がる人の輪

 ○…七夕当日、5年目になる「色輪っかつなぎ」を終えた。市民団体の一員として制作した20色の「かわさき折り紙」を広めようと始まり、市内440カ所以上の協力を得る催しに成長。「今までは短冊をつなぐ距離を伸ばすことが面白かった。今年は関わってくれる人たちが『関わった実感』を持てるように」と、新たな手法にも挑戦した。今週末の「多摩川せせらぎ館夏万博大作戦」から、来年に向けてつなぎ始める。

 ○…美大卒業後、グラフィックデザイナーとして都内で30年以上働いた。「モノを売るためだけのデザインをしていていいのか」と、7年前に自宅で起業。地域に目を向け、宮前区の市民活動からまちづくりの世界に入り込んだ。「色輪っかつなぎ」を共催するNPO法人多摩川エコミュージアムの情報誌や、市緑化センターのポスターを手がけるなど、多摩区でもその能力を発揮している。

 ○…東京に生まれ、通っていた小学校の周りに出版社が多かったことも影響し、当時の夢は漫画家。高校の美術で石膏デザインに魅了され、アートの道を進んできた。2人の娘も芸術好きで、次女は母校の美大で油絵を学ぶ。「作品展で母校に足を運ぶ機会も多くなって、懐かしい」。土日も地域イベントに出向くなど忙しい日々だが、「休みはデスクワークの時間」と手を休めることはない。

 ○…日課の散歩に仲間が加わった活動「ムラセさん歩」、地域のクリエイターが集う「ノクチ基地」など、ワクワクする話題が絶えない。「最初はただの一介のデザイナーだった。数年で多くのつながりが生まれ、知らなかった世界を知ることができた」。次に目指すのは「まとめる立場として、いろんな人が活躍できる場を提供する下地づくり」だ。地域のコーディネーターを担い、一心に突き進む。

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