多摩区版 掲載号:2018年7月27日号 エリアトップへ

市立小 通学路の塀「危険」38カ所 20年前調査 市が改善促す

社会

掲載号:2018年7月27日号

  • LINE
  • hatena
点検を呼びかける市のパンフレット
点検を呼びかける市のパンフレット

 小学校のブロック塀が倒れ、女児が亡くなった大阪北部地震から約1カ月。ブロック塀の安全性に関する問合せが川崎市に寄せられるなど、市民の関心が高まっている。市は20年前の調査に基づき、倒壊の可能性がある通学路のブロック塀の所有者に当時から改善を指示、3月末時点で38カ所が危険な状態とされている。

 震災後の避難所にあたる小学校までの避難経路の安全確保のために、市は市立小114校の通学路沿いにある建築物を97年度〜99年度に3年かけて調査していた。市建築指導課は「古い事業で調査理由を示す資料は残っていないが、阪神・淡路大震災など大きな震災がきっかけになったと思われる」としている。

 調査は民間企業1社に委託され、対象は1万1868カ所あった。建築基準法や劣化状態などチェック項目に基づく業者の報告から危険度の高いブロック塀を、技術職の市職員が目視で確認。「将来的に倒壊の恐れがありそう」だと判断されたのは、323カ所だった。

 対象物件の所有者に対し、市は当時から継続的に改善を指示しており、今年3月末までに285件が完工。38カ所が残っている。調査は20年前で、その後の追加調査は行われていない。同課は「危険なブロック塀が増えている可能性は否定できない」としている。

撤去は自費、助成も

 ブロック塀の撤去は対象外だが、生垣に変更するなど条件により、市は助成制度を設けている。民家の場合は私有財産のため、撤去費用は自己負担で、所有者の高齢化などが理由で改善に踏み込めないケースがある。

 同課は「注意喚起することしかできない。大阪の恐ろしい事案が発生したが、所有者の意識が変わってくれれば」と見解を示す。

 市はパンフレットやウェブサイトで安全点検の方法も紹介しており、活用を呼びかけている。

多摩区版のトップニュース最新6

市民に開かれ40年

市緑化センター

市民に開かれ40年 社会

フェア10年 地域と共に

11月15日号

住民説明会 月末に

フロンタウン生田

住民説明会 月末に 経済

市、川崎Fと契約へ

11月15日号

ドラえもん装飾で賞

小田急線 登戸駅

ドラえもん装飾で賞 経済

グッドデザイン100に選出

11月8日号

水没品 市費修復へ

川崎市市民 ミュージアム

水没品 市費修復へ 文化

9万点は保険補償外

11月8日号

緑と20年、新時代を歩む

岡本太郎美術館

緑と20年、新時代を歩む 文化

式典に100人 期待の声

11月1日号

賞金で市内被災地支援

川崎F

賞金で市内被災地支援 スポーツ

ルヴァン杯優勝 心一つに

11月1日号

8割が「レッド指定」か

土砂災害警戒区域

8割が「レッド指定」か 社会

県調査、多摩区は136区域

10月25日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 11月15日0:00更新

  • 11月8日0:00更新

  • 11月1日0:00更新

多摩区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

森永卓郎氏らが講演

市歯科医師会

森永卓郎氏らが講演

100周年記念で「市民公開講座」

12月15日~12月15日

多摩区版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

多摩区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2019年11月15日号

お問い合わせ

外部リンク