市民団体「川崎市保育問題交流会」(川岸卓哉代表)による「語ろう! 保育の『質』向上へ向けて」と題した集会が今月17日、エポックなかはらで開かれた=写真。
当日は市内保育所の運営法人の管理者や現役保育士、元保育士ら約30人が参加。グループに分かれて意見交換が行われた。
冒頭では、専修大学(東三田)経済学部・兵頭淳史ゼミナールと同会が共同で昨年実施した、市内の保育現場の労働実態を探るアンケート調査について学生が発表。集計結果で浮き彫りになった、賃金や勤務時間など保育従事者の労働環境の問題点を踏まえ、兵頭教授は「地域の保育の質や労働条件を高められるよう、今後も研究を続けていきたい」と話した。同会は今月31日、市への政策要求について検討会を開き、8月中に提出する予定だ。
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