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小田急電鉄 遊園跡地にハブ機能 市と連携 計画具体化へ

経済

掲載号:2018年8月3日号

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木々が生い茂る跡地の一部「ばら苑」入り口
木々が生い茂る跡地の一部「ばら苑」入り口

 2002年に閉園した向ヶ丘遊園の跡地利用計画について、小田急電鉄は先月27日、生田緑地や周辺施設と連動した「ハブ機能」を目指す方向性を示した。07年以降、整備に関する3回目の発表で、今までの住宅主体の計画から方向転換となった。

人が集う場に

 長尾2丁目周辺に広がる、約21万8千平方メートルの敷地を有する向ヶ丘遊園跡地。跡地利用の方向性について、小田急電鉄は「向ヶ丘遊園から引き継がれる豊かな自然環境を生かし、人が集い楽しむ場になるよう『憩い』や『にぎわい』の要素を創出し、地域全体の価値向上への寄与を目指す」としている。

 跡地と隣接する生田緑地をはじめ、ばら苑や藤子・F・不二雄ミュージアムなど既存の資源をつなぐ「ハブ機能」としての役割を想定。2007年、10年に同社が発表した住宅主体の計画は、住宅市況や少子高齢化などさまざまな要因を踏まえて、地域に新しい付加価値をつけられるよう見直しが進められてきた。

 小田急電鉄と川崎市が04年に締結した「向ヶ丘遊園跡地に関する基本合意書」をもとに、「大きな開発事業のため、複数の関係各局と連携しながら小田急との協議を進めていく」と市担当者。同社は「地元住民、団体からも高い関心を持ってもらっている。今回の方向性のもと、川崎市など関係機関と協議しながら、跡地利用計画の具体化を図っていく」としている。

 小田急線開通と同時に1927年に開園した入園無料の「向ヶ丘遊園」は、52年に有料遊園地として再始動した。58年には敷地内にばら苑が開苑。75年間にわたる運営の後に閉園した(当時の敷地29万平方メートル)。多摩丘陵の緑豊かな自然を生かした「花と緑の遊園地」として、生田緑地の一端を担ってきた。閉園に伴い、ばら苑は存続を求める市民の声に応え、川崎市が管理を引き継いだ。

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