テンテケ、テンテテ、ツクツ――。地元のお祭りや行事を盛り上げる、お囃子(はやし)の太鼓「大胴(おおどう)」「調べ」が鉦(かね)や笛の音色とともに鳴り響く。宿河原囃子保存会の会長、関山正夫さん(86)=人物風土記で紹介=は、夏休み中の子どもたちを自宅の旧店舗2階に招き、無償で教室を開いている。
地元のほか田園調布沼部囃子の活動に参加するなど、各地でお囃子に長年携わってきた関山さん。地域の民俗芸能を次世代に伝えようと、母校の稲田小学校の有志児童を対象に、10年以上指導を続けている。
今年の参加者は1年生から6年生の10人前後。7月23日から今月10日まで日曜を除き、午前中に毎日2時間ほど練習を重ねてきた。昨年から通う4年生の近藤亮介君(10)は「リズムやスピードを合わせるのが難しいけど、みんなとやっていると楽しい」と笑顔を見せた。日々の練習の成果は例年、地元の桜まつりや夏祭り、多摩区民祭などで披露している。
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