南生田の信行寺・春秋苑で8月25日、毎年恒例の還燈会が開催された。約1万人が訪れ、催しを楽しみながら亡き人や先祖に思いを馳せた。
生田地区の夏の風物詩として今年で30回目。苑内は亡き人を偲ぶ献灯の光で埋め尽くされ、幻想的な雰囲気に包まれた。
奉納行事では、歌手の八代亜紀さんがステージに登場。歓声に包まれる中、八代さんは「きょうは女心を歌います」と話し、「なみだ恋」「愛の終着駅」「舟唄」などのヒット曲を披露した。終盤には信行寺の浅野弘毅住職も登壇し、30回目を記念して八代さんから花束が手渡された。
厳かな雰囲気で大法要が行われ、最後は花火が夜空を彩った。春秋苑の担当者は「30年目になり、地域に定着してきたと感じている」と振り返った。
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